京 都 新 聞 2007年(平成19年) 1月27日 土曜日

 学生らが「お産安心に」と署名活動
 彦根市立病院産婦人科の診療制限


彦根市立病院の産婦人科医師の確保を求める署名に応じる学生(彦根市・県立大)

 彦根市立病院の産婦人科が医師不足で三月下旬から診療制限をする問題で、県立大(彦根市)で子育てや看護を研究する教授や学生が二十六日、医師確保を求める母親グループ「彦根市立病院での安心なお産を願う会」の活動に賛同し、大学構内で署名を呼び掛けた。

  この日は昼前、大学食堂で、胎児の発達行動を研究する県立大人間文化学部の竹下秀子教授や人間看護学部の助手、学生ら十人が、願う会の高居涼佳代表ら十人とともに、獅山向洋市長や嘉田由紀子知事に医師の確保と病院の機能存続を求めることに署名を求めた。一時間足らずで四百人以上の学生が応じた。

  竹下教授らによると、人間看護学部三−四年生の看護実習の受け入れ先は全員が彦根市立病院だったが、今春からの産婦人科診療制限で他の病院に移ることになる。「現状でも実習先が不足しているのに、このままでは看護教育の面にも影響を及ぼしかねない」と話している。