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| 京都王将戦で初優勝した井上奈智さん |
将棋ファンが腕を競う第52回京都王将戦(日本将棋連盟、京都新聞社主催、京都市後援)は20日、京都市中京区の京都新聞文化ホールで決勝トーナメントを行い、奈良市の公務員井上奈智(なち)さん(24)が初優勝した。
15日の予選を勝ち上がった強豪16人が、一手を争う熱戦を盤上に展開した。
井上さんは京都府精華町の国立国会図書館関西館に勤務。初出場だったが、積極的な指し回しで勝ち上がり、決勝では3年前の覇者、櫻井英孝さん(27)と対戦。一進一退の攻防を繰り広げた末、先手の井上さんに軍配が上がった。
井上さんは「逆転勝ちの苦しい将棋ばかりだったが、最後まであきらめなかったので、望外の結果になった」と笑顔で語った。
最年少の桃山小6年井田明宏君(12)=伏見区=は、京都代表経験者らを下して、ベスト4に進出する大健闘をみせ、「実力を出すことができた」と満足げだった。
会場では、王将戦と同時に初段獲得戦が行われ、31人が予選リーグに出場。続く決勝トーナメント(二枠)で優勝した山科区の公務員辻村昌人さん(44)と大津市の打出中2年将野(はたの)滉平さん(14)が初段を取得した。
審判の中尾修六段から初段を認められた辻村さんは「前々回、決勝で負けていたので、うれしさもひとしおです」と喜びをかみしめていた。
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