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| 学生が制作した一場面 |
学生の制作したショートアニメーションを1年間、毎日欠かさず放送−。京都造形芸大キャラクターデザイン学科(京都市左京区)や、KBS京都などのローカル局などが今月から、ユニークな産学協同の試みを始めた。インターネットでも配信され、関係者は「実践的な教育、かつ実験的な企画。将来のアニメ界の担い手が羽ばたいてほしい」と期待する。
■短編、表現多彩に
「キャラディのジョークな毎日」−。深夜の5分間の番組で、関西や関東などのローカル6局で放映される。主人公の少女キャラディが毎回、不思議な動物たちに、ウイットやブラックユーモアに富んだ多様な小話を聞かせる。京都出身のタレント安田美沙子さんらが声を務める。
各話とも、プロの脚本家が執筆。同学科の2、3年生計110人が小話の部分の演出とアニメ制作を担当し、昨夏から作業を進めている。二次元だけでなく、3D(三次元立体)映像や切り絵などの作品もあり、個性豊かな表現が目立つ。手伝いではなく、学生主体の産学協同企画は珍しい。アニメ監督でもある増田龍治同学科長(40)が「プロにひけをとらない品質」にまとめている。
同学科2年の齋藤清乃さん(19)は春休み返上で、パソコンを使い3本目の仕上げ作業に追われた。「次第に動きや背景、世界観にも注意を払えるようになった。少しでも印象に残る作品にしたい」と張り切る。
企画・プロデュースを務める同学科の古賀俊輔教授(48)は「学生たちの発想や熱意を支援する企画。社会に対する発表は、批判も含めて成長する刺激になる」と期待する。
KBSでは月−金・日曜は午前2時、土曜は同2時55分から放送中。
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