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「日野菜」で洋食を
大津のホテル、メニューに登場
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| 試食会に登場した日野菜を用いたメニューと日野町原産の日野菜(大津市・大津プリンスホテル) |
日野菜漬で知られる滋賀県日野町原産の「日野菜」が新たに、洋食メニューに登場している。前菜やステーキの付け合わせに採用している大津市の大津プリンスホテルでこのほど、同町主催の試食会があり、生産農家らが新用途による消費拡大に期待を高めた。
日野菜は三重県などに市場を奪われ、同町の生産者は13人と少なく、出荷量も年20トン弱に落ち込んでいる。同町は町商工会と商品開発に取り組む中、同ホテルの総料理長から長さ10〜20センチのミニサイズなら洋食に使いやすいと提案を受けた。同町では、20日ほど生育して間引きした日野菜(通常は60日で出荷)を同ホテルに無償提供。和洋中の各料理長がメニュー開発し、5月から2カ月間、ホテル内のレストランで採用になった。
試食会には、日野菜のピクルスと生ハム添えや、ポルト酒で煮詰めバターと絡めた日野菜などのメニューが登場した。日野菜のほのかな苦みが生きていると評価は高く、同ホテルの料理長は「間引きしたものではなく、ミニサイズを商品として生産してほしい」と要望。生産農家の岡澤利雄さん(67)は「従来は漬物しかなかったが、こうした料理に使われることで販路拡大を期待したい」と話した。
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