紅や緋色 パリを赤く染めよ
日本の伝統工芸品を世界にPR
紅、緋(ひ)色など日本の「赤」をテーマに京友禅や京焼などをフランスに紹介する展示会を、同志社ビジネススクール(京都市上京区)のOBたちが11月に計画している。それぞれの文化を映す色を切り口に伝統工芸品を世界に広める試みで、秋のパリを日本の赤が彩る。
同スクールの伝統産業グローバル革新塾(塾長・村山裕三教授)を卒業した京友禅や陶芸の作家ら11人が11月28、29日にパリのギャラリーで「京都の赤展」と題して開催する。
鮮やかな紅梅や辰砂(しんしゃ)、落ち着いた緋色など、赤を基調にした京友禅の着物や西陣織帯、京焼の茶わん、端切れで作った小物など約300点を並べる。約30種にわたる赤で染めた絹糸を天井から垂らす造形作品も展示し、繊細な感性の日本の美を見せる。
現地の作家やデザイナーに来館してもらい、現代生活に取り入れた商品開発につながることも期待している。
企画を担当した会社経営渡☆倫久さん(46)は「赤という分かりやすいフィルターを通し、伝統技術をありのままに伝えたい」と話す。村山教授は「実験的な試みで伝統産業の可能性を探り、世界に広げたい」と意気込む。
パリでの展示会後、東京や京都での開催を計画している。
注=☆は「邉」のしんにょうの点が一つの文字です。
【 2009年09月29日 14時51分 】







































