 |
| 野洲ー守山 前半26分、野洲のMF布施(右)が先制シュートを決める(皇子山) |
全国高校サッカー選手権滋賀大会は14日、皇子山陸上競技場で決勝を行い、野洲が4−1で20年ぶりの代表を狙った守山を破り、5年連続6度目の優勝を果たした。野洲は12月30日から首都圏で開幕する全国高校選手権に出場する。
野洲は前半26分、MF布施がゴール右隅に流し込んで先制。その後も個人技を生かしたパスサッカーで攻め続け、後半にも3点を加点し突き放した。守山は持ち前の堅い守備を見せたが、粘りきれなかった。カウンター攻撃も実らず、PKでの1得点にとどまった。
■攻守に連係、総合力高く
両サイドから切り崩すパスサッカーを繰り広げた野洲が5連覇を達成した。山本監督が「攻守に連係し、チームとして戦っている」と話したように、中心メンバーが活躍し新戦力も実力を発揮。総合力の高さを見せ付けた。
開始直後から、水たまりの残るピッチにうまく対応した。中盤を支えるボランチの卯田がパスを散らし、右サイドのMF梅村徹、左サイドのFW松田へ展開。選手7人にマークを付ける守山の徹底守備にも、松田は「自分が相手選手を抜けば、大きなチャンスになる」と、何度もドリブル突破で好機を演出した。
先制点は前半26分。松田からゴール前中央でスルーパスを受けた初先発の1年生MF布施が右隅にボールを流し込んだ。「絶対に出てくる」と早めにスペースに動き出し、イメージ通りに鋭く反応。さらに「キーパーの重心を見て逆を突いた」と冷静さを見せた。
6月の草津東とのインターハイ県予選決勝では、同じように攻め込むも無得点で敗れた。卯田主将は「あの経験を忘れていなかった。焦らずに、落ち着いてサイドを攻め続けた」とチームの成長を語った。
松田は「落ち着いてパスを回せばどんなチームにも負けないと思う」と手応えを深め、山本監督は「(4年前の)全国制覇した時に近い戦い方。ミスを少なく、スピードアップしたい」と見据えた。
|