高校生がiPS細胞を観察
京大で全国初の科学教室
高校生がiPS(人工多能性幹)細胞を使った実験を体験する教室が23日、京都市左京区の京都大農学部総合館であり、近畿の32人が顕微鏡で熱心に観察した。iPS細胞に触れて高校生が科学を学ぶ教室は、全国で初めてという。
科学的な考え方を学んでもらい、最先端の研究の魅力を伝えようと、京都大物質−細胞統合システム拠点(アイセムス)などが22日に続いて企画した。
23日は、アイセムスの中辻憲夫拠点長が高校生を前に「iPS細胞による再生医療研究が、アルツハイマーなどの解明に役立つ」と研究の意義を説明した。その後、高校生はヒトiPS細胞やマウスES(胚(はい)性幹)細胞を使って顕微鏡をのぞき、「iPS細胞とES細胞の違いは何か」という課題について議論を重ねた。
須磨学園高2年市村朋子さん(17)=神戸市=は「テレビや新聞でしか知らなかった最先端の世界を体験できて、もっと深く知りたくなった」と話していた。
【 2009年11月23日 19時46分 】







































