マンション彩る児童ののれん
染めのまち 中京の本能学区PR
マンションにものれんを掛け、染めのまち「本能学区」をPRしよう-。「伝統産業の日」の3月20日、京都市中京区の同学区にあるマンションのエントランスに、地元の子どもたちが職人に教わりながら作ったのれんが掛けられる。企画した本能まちづくり委員会は「歩いて楽しみ、染めの文化を堪能してほしい」と話している。
染色に携わる住民が多い同学区では毎年、伝統産業の日に、油小路通を中心に商店や一戸建ての住宅約60軒に約40色の伝統色ののれんを掛け、全色を集めて回るスタンプラリーを行っている。マンション側から、「自分たちものれんを掛けて参加したい」という申し出があり、同委員会が「一戸建てとは全く違うデザインで子どもに作ってもらおう」と企画した。
高倉小スマイル21プラン委員会と、立命館大の学生らの協力を得て、昨年7月から5回、ワークショップを開催。児童25人と保護者らが参加した。児童は4班、大人は2班に分かれ、6つのマンションを担当。実際に掛けるマンションを見学し、似合う柄をデザインした。描いた下絵の上にのりを置き、班ごとに工房で染め上げた。
のれんはこのほど完成し、高倉小(中京区)でお披露目された。チーズやバナナなど黄色のものばかりを集めた「黄色いろいろ」、ハチや桜などを描いた「ピカピカの春」、学校を中心に据えて五山の送り火を表現した渋いものなど6つののれんが畳の上に広げられ、児童らは出来栄えに満足そうだった。長島拓海君(9)は「のりを付けるところが多く大変だったが、ほめてもらえてうれしかった。想像していたよりもよく仕上がっていた」と話していた。
【 2010年02月25日 09時57分 】









































