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沢口靖子さん久々の主演映画 教師は味方、心に演技

他の出演者らとともに、作品の魅力や役作りについて語る沢口靖子さん(左から2人目)=京都市中京区
他の出演者らとともに、作品の魅力や役作りについて語る沢口靖子さん(左から2人目)=京都市中京区

 京都府南部の小学校を舞台にした映画「校庭に東風(こち)吹いて」の撮影が終了し、主演の沢口靖子さんら関係者が21日、京都市中京区で記者会見を行った。

 原作は、南山城村在住の元小学校教諭柴垣文子さんの長編小説。強い不安感のため学校で声が出せない「場面緘黙(かんもく)症」の少女や、貧困などの問題を抱える子どもたちの心に寄り添う教師・知世(ともよ)の生き方を描く。

 企画・製作は、映画「アンダンテ~稲の旋律~」でサーブ賞(年間最優秀プロデューサー賞)受賞歴のある桂壮三郎さん。金田敬監督のもと今月1日から撮影に入った。同村でもロケを行い、主人公が通勤時に木津川沿いを自転車で走る場面などが撮影された。

 沢口さんは、子どもの側に立って苦悩を受け止めようとする知世に共感し、15年ぶりの映画主演を引き受けたという。場面緘黙症の少女と接するシーンでは、「社会への不安や恐怖がそうさせているので、心の中で『味方よ』と呼び掛けながら演じた。深刻なテーマだが、多くの人に愛される作品になってほしい」と会見で語った。桂さんは「競争社会で子どもの間にも格差が生じている。(親や教師が)子どもにどう向き合うべきか考える機会になれば」と述べた。

 他の出演は星由里子さん、遠藤久美子さんら。映画は7月中旬に完成し、全国で順次公開される予定。

【 2016年04月21日 23時20分 】

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