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「君の名は。」大音量で見て 京都で17日から「爆音映画祭」

 コンサート用スピーカーなど最新の音響設備を映画館に持ち込み、大音量で映画を体感する「爆音映画祭」が17~19日、京都市中京区のMOVIX京都で開かれる。昨年大ヒットしたアニメの「この世界の片隅に」や「君の名は。」など9作品を上映。「音や振動を体全体で浴び、一度見た作品でも新発見があるはず」という。

 東京・吉祥寺の映画館で2004年に始まり、各地を巡回している。通常の3~4倍の音量を出す一方、上映館ごとにスピーカーの位置や音の周波数を調整し「聞きやすい大音量」を追求している。

 総合プロデューサーで映画評論家の樋口泰人さん(60)は「音楽やアクションなど作品の特性を見極め、魅力を最大限引き出せるよう一本ずつ音を調整している」と話す。

 戦時下の広島・呉を舞台にした「この世界の片隅に」では、空襲などの場面が大きな音で響くことで「日常の静けさや主題歌の<悲しくてやりきれない>が逆に引き立つ」と語る。また、全国初の爆音上映となる「君の名は。」は、主題歌を歌うバンド「RADWIMPS」の音楽が「気持ちよく感じられるよう工夫した」という。

 このほかミュージカル映画の「ラ・ラ・ランド」や「レ・ミゼラブル」は、多方向から歌が重なる面白さを強調。カーバトルの「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「ベイビー・ドライバー」など人気作のほか、タランティーノ監督によるB級感満載の「デス・プルーフinグラインドハウス」などマニアックな作品もある。

 MOVIX京都では約300席のスクリーンを使う。集客が順調ならば今後も京都で定期的に開く予定で、樋口さんは「勝新太郎の座頭市や中島貞夫監督の『狂った野獣』など、京都で撮影された映画もいつか爆音で上映したい」と夢見る。

 1作品一律1800円。他都市では満席の回もあり、前売り券購入を勧める。上映の詳細はホームページhttp://www.bakuon-bb.net/か同京都075(254)3215へ。

【 2017年11月13日 17時00分 】

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