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「琵琶湖アスパラ」新たな特産に 滋賀・草津の農家ら挑戦

特産化を目指してビニールハウスでアスパラガスを栽培する農家ら(草津市北山田町)
特産化を目指してビニールハウスでアスパラガスを栽培する農家ら(草津市北山田町)

 滋賀県草津市北山田町の若手農家グループが、アスパラガスの特産化に取り組んでいる。肥料など栽培法にこだわり「琵琶湖 元気アスパラ」と名付け今年から出荷を始めた。「みずみずしい味わいで栄養も豊富」とPRし、生産量の拡大を目指す。

 北山田町ではビニールハウスが並びホウレンソウや水菜、ネギの栽培が盛ん。農家の宇野日出樹さん(40)らが新たな品目を考えた結果、若い世代にも人気があり、近隣で生産されていないアスパラガスに挑戦することにした。

 40~50代の農家5人が協力して、昨年5月から作付けした。北海道などの主な生産地は露地栽培が中心だが、ビニールハウスの方が病気になりにくいという。静岡県掛川市の種苗会社なども視察し、栽培法を研究。天然の魚粉肥料を使い、安全性にも配慮した。

 アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、疲労回復に効果があるとされることから、商品を「琵琶湖 元気アスパラ」と命名した。包装袋には栽培のこだわりや、オリジナルキャラクター「アスパラガッツくん」を掲載。JA草津市も、販路の確保や包装の助成などで支援している。

 現在ビニールハウス7棟で生産し、3~10月に収穫。農産物直売所「草津あおばな館」(草津市下笠町)で販売するほか、京都の市場などに出荷し、しゃきっとした歯ごたえが好評という。1袋100グラムで約200円。

 アスパラガスは植え付けから本格的な収穫までは2~3年かかり、今後収量は増える見込み。宇野さんは「味にこだわって生産している。草津のおいしい野菜を知ってほしい」と語る。さらに「初めての就農者でも取り組みやすい」と、若手生産者の参入を期待している。

【 2015年08月23日 13時30分 】

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