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民芸品をフェアトレード、比の農村支援 京都の学生

アバカを使い、マクラメ編みで作られたアクセサリー
アバカを使い、マクラメ編みで作られたアクセサリー

 フィリピンの農村の生活を支援しようと、京都造形芸術大(京都市左京区)の学生が、村の民芸品の制作技術を生かしたファッションブランドを立ち上げた。現地住民と協力し、南国の木の繊維を独自の技法で編んだバッグとアクセサリーを創作。繊細な模様と丈夫さが特徴で「商品を通じて村の暮らしに目を向けてもらえたら」と話している。

 デザインしたのは、同大学4年の笈田真美さん(22)=上京区=。開発途上国の生産者の自立を支援する「フェアトレード」に取り組むNPO法人に所属し、フィリピン中部の島のマリナオ村を拠点に活動してきた。

 村民は、バナナの木に似たアバカの繊維で作る日用品生産と農業で生計を立てる。しかし、その日用品が不当に安く売られていることを知り、適正な価格で取引できる手助けをしようとブランド立ち上げを決めた。

 ブランド名は、ゆりかごを意味する「Cradle Cradle」(クレイドル クレイドル)。商品は、ひし形のパーツをつなげたネックレスなどのアクセサリー11種類と、大きさと模様の異なるバッグ5種類。現地の女性たちの間で受け継がれる「マクラメ編み」で編まれ、結び目の大きさと間隔を変えることでさまざまな模様を作ることができる。笈田さんが現地の生産者組合にデザイン画を送って制作を発注する。

 ホームページhttp://cradle‐cradle.jimdo.comで紹介しているほか、5月には、笈田さんが所属するNPO法人フェア・プラス(東山区)が展示販売会を行う。問い合わせはフェア・プラスTEL075(525)0064。

【 2016年03月08日 11時55分 】

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