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北陸新幹線、「南回り」大筋合意 京都―新大阪で与党委

北陸新幹線のルート検討状況
北陸新幹線のルート検討状況

 北陸新幹線敦賀以西ルートを選定する与党検討委員会(委員長・西田昌司自民党参院議員)は7日、京都―新大阪間について、京田辺市のJR片町線松井山手駅に接続する新駅を設ける「南回り」案を採用する方向で大筋合意した。15日の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームで最終決定する。

 国土交通省は7日の検討委に、南回りの費用対効果を示す数値が投資に見合う「1・05」になるとの調査結果を提示した。

 調査によると、松井山手駅に接続する場合、敦賀―新大阪間の所要時間は約44分で、東海道新幹線の北側を通る「北回り」に比べて1分長くなるだけにとどまった。運賃や建設費も同程度で、費用対効果は北回りの「1・08」とほぼ変わらなかった。

 また、国交省はルートの特長として、関西文化学術研究都市などへのアクセス向上により地域の街づくりや産業立地が進む可能性を挙げた。

 一方、JR片町線京田辺駅と近鉄京都線新田辺駅が近接する京田辺市中心部を経由する場合は、住宅密集地を通ることなどから建設費が膨らみ費用対効果は「0・97」にとどまった。

 西田委員長は会合後、「新案に対し委員から異論は出なかった。一番大切な速達性が保たれる上、松井山手に駅を設けることで京都府南部や隣接する大阪府にも経済効果が見込める」と述べた。検討委は13日に京都府や大阪府、運行主体のJR西日本などの意見を聞いた上で結論をまとめる。

 京都―新大阪間をめぐっては、JR西が北回りを主張し、京都府は府南部に新駅を設ける南回りを求めていた。

【 2017年03月07日 22時30分 】

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