出版案内
福祉事業団

近江牛、台湾に輸出 日本産輸入解禁、年間10トン見込む

台湾への輸出が決まった日本三大和牛の近江牛
台湾への輸出が決まった日本三大和牛の近江牛

 台湾が日本産牛肉の輸入を解禁したことを受けて、滋賀県の畜産農家や食肉問屋でつくる近江牛輸出振興協同組合(滋賀県近江八幡市)は、和食ブームに沸く台湾に近江牛を初めて輸出することを決めた。年間約10トンの輸出を見込んでおり、22日に台湾側と契約を結ぶ。

 台湾は2001年、日本での牛海綿状脳症(BSE)感染牛の確認を受けて日本産牛肉の輸入を禁止した。その後、BSEが長期間発生しなかったことから、今月18日に解禁した。組合は畜産農家5軒、流通業者、輸出業者各4社で構成され、2年前から台湾の輸入業者と交渉してきた。

 組合によると、生後30カ月以下の近江牛が対象で、最初の1年間は毎月800キロを輸出し、2年目からは取引量を倍増させることで台湾側と一致した。肩ロースが人気のタイや、サーロインやリブロースのロイン系に集中するシンガポールと異なり、台湾へは1頭分のフルセットで輸出する方針。

 台湾ではすき焼きやしゃぶしゃぶなど日本の食文化が浸透しているといい、澤井隆男代表理事(60)は「国内の消費動向を考えると少子高齢化の中で需給バランスは崩れていく。世界の富裕層の胃袋を近江牛で満たしたい」と語る。

 県畜産課によると、2016年度に滋賀食肉センターで処理され、輸出された近江牛は348頭分の28・3トン。

【 2017年09月22日 09時05分 】

ニュース写真

  • 台湾への輸出が決まった日本三大和牛の近江牛
京都新聞デジタル版のご案内

    地域の経済ニュース

    全国の経済ニュース

      政治・社会

      沖縄戦戦没者で国へ要望
      慰霊塔保管の遺骨も鑑定を

      20171215000169

       沖縄戦で亡くなった戦没者の遺骨を収集する市民団体「ガマフヤー」(那覇市)は15日、遺骨..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      サッカー、V懸かる韓国戦へ調整
      男子、東アジアE―1

      20171215000185

       サッカーの東アジアE―1選手権で、男子の日本代表は16日午後7時15分から東京・味の素..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      京響、主催34公演の概要発表 海外独奏者も3回招く

      20171215000128

       京都市交響楽団(京響)は2018年度に主催する34公演の概要を発表した。本拠地の京都コ..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      3学科合同の音楽劇上演 同志社女子大で18、20日

      20171215000050

       同志社女子大学芸学部の学生40人が18、20の両日、京都府京田辺市興戸の京田辺キャンパ..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      「プロジェクト保津川」10周年 16日に記念シンポ

      20171215000126

       保津川の清掃活動や環境教育に取り組む京都府亀岡市のNPO法人「プロジェクト保津川」が設..... [ 記事へ ]

      国際

      独立運動めぐる日越交流でシンポ
      ベトナム中部の都市ビンで

      20171215000133

       【ビン共同】フランス植民地時代のベトナムの独立運動指導者ファン・ボイ・チャウと、彼への..... [ 記事へ ]