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学生消防団員、百人を突破 高齢化の中、京都の強み生かす

年末特別警戒で火災予防を訴える消防団員の学生たち(京都市北区)
年末特別警戒で火災予防を訴える消防団員の学生たち(京都市北区)

 京都市消防団の学生団員が今月、100人を超えた。全国的に消防団員が減少して高齢化するなか、市消防局は「学生の街京都」の強みを生かすため、制度改正などで団員確保に力を入れてきた。10日の出初め式では初めて学生団員が行進に参加し、防火・防災への決意を新たにする。

 市消防局は昨年4月、任用資格を定める条例を改正して「区域内に居住し、または勤務する者」とする条文に「通学する者」を追加した。これまでは出動などに応じての費用弁償だったが、年額の報酬制度を新設した。

 また、2015年度に認証状を交付する「学生消防団活動認証制度」を導入し、就職活動時に役立てられるようにするなど若者が入団しやすい環境をつくった。

 昨年4月は70人だった学生団員は、今年1月1日段階で約1・5倍の106人(男性75人、女性31人)に達した。全団員4303人の2・4%となった。

 学生団員は他の団員と同じように防火・防災活動に取り組み、火事などがあれば現場に駆け付けている。

 最多の13人が所属する北区の北消防団楽只分団では昨年12月、学生らが年末特別警戒で区内を巡り、火気取り扱いへの注意を呼び掛けた。

 同分団所属で消防職員を目指す佛教大3年村上雄太さん(21)と1年向井亮太さん(19)は「学生生活では接することのできない地域の人たちと出会えた」「地域貢献できて充実感がある」とやりがいを語る。今後は学生ならではの活動を模索していくという。

 10日の出初め式は左京区のみやこめっせ前で開かれる。学生団員22人が消防車両や消防隊員らと一緒に行進する。

【 2016年01月07日 10時23分 】

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