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異常タンパク質分解に新経路 京大、アルツハイマー予防期待

 構造が大きく崩れたタンパク質が細胞内で分解される新たな仕組みを、京都大理学研究科の森和俊教授と蜷川暁研究員らが発見した。アルツハイマー病など、異常タンパク質が蓄積する疾患の病態解明に期待できる。米科学誌に発表した。

 小胞体で作られたタンパク質は、構造に異常があると分解される。タンパク質は糖鎖付着の有無で二つのタイプに分けられ、従来は分解経路が異なると考えられていた。

 グループは糖鎖タンパク質の分解経路を詳細に調べるため、糖鎖がないタイプだけ分解するよう遺伝子操作したヒトの細胞で実験。しかし、糖鎖のあるタンパク質でも、アミノ酸の一部が欠失するなど立体構造が大きく崩れていると、この経路で分解されることを突き止めた。

 今回確認されたタンパク質の分解経路は、進化の過程で、多様な仕組みによってタンパク質を分解するため獲得されたとみられる。蜷川研究員は「異常タンパク質の蓄積する疾患は60以上ある。これらの病態解明や予防につなげたい」と話す。

【 2016年01月13日 12時03分 】

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