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「算額」文化、中学生がつなぐ 滋賀・三井寺に奉納、対決も

互いの算額の感想を語り合う立命館守山中(左側)と同志社中(右側)の生徒たち(大津市園城寺町・三井寺)
互いの算額の感想を語り合う立命館守山中(左側)と同志社中(右側)の生徒たち(大津市園城寺町・三井寺)

 数学の問題を書いた絵馬や額などの「算額」文化を伝えようと、立命館守山中(滋賀県守山市)と同志社中(京都市左京区)の生徒が12日、大津市園城寺町の三井寺に、自分たちで練り上げた算額計約230枚を奉納した。両校による算額対決も行われ、生徒たちは解を導く楽しさを味わっていた。

 算額は、和算が解けた感謝などを込めたのが始まりとされ、後に問題を書いて参拝者が解き合う日本独特の文化に発展。三井寺には江戸期の算額が伝わり、2013年から同志社中、15年から両校が奉納している。各校4枚の優秀な問題は永年奉納される。

 算額対決では、相手校の算額から2問を解き合った。円の中にある小さな円の半径を求めたり、いびつな四角形を回転させた体積を求めたりする問題に挑戦し、引き分けに終わった。

 永年奉納される立命館守山中3年、積佳鈴さん(15)は「自分の問題がずっと残り、会ったことのない人と数学を通じてつながることを思うと感動しています」、同志社中3年の奥田龍晟さん(15)は「簡単な方法で答えが出せると分かって悔しかったけど、発想の違いを楽しめた」と語っていた。

【 2017年03月13日 11時35分 】

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