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iPS細胞変化、継続的に観測 京都大、新たな手法開発

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)がさまざまな体の組織に変化する過程を継続的に観測できる新たな手法を、京都大iPS細胞研究所の齊藤博英教授や中西秀之研究員が開発した。目的とする組織を選別しやくすなるという。オランダ科学誌にこのほど発表した。

 iPS細胞が目的の細胞に変化したことを確かめるには、細胞の種類ごとに異なるタンパク質と反応するさまざまな「抗体」を使った測定が一般的になっている。しかしコストがかかり、継続的に観察しづらい点が課題だった。

 齊藤教授らは、細胞の種類ごとに異なる遺伝子「マイクロRNA」に着目。マイクロRNAが働かない時にだけ光るように操作した遺伝子を導入する手法を考案した。例えば心筋に特徴的なマイクロRNAと反応する遺伝子を導入したiPS細胞は、心筋に変化してマイクロRNAが働き出すにつれ、細胞の発光が弱くなった。

 遺伝子の導入は容易で、コスト削減も期待できるという。齊藤教授は「従来の手法と合わせて、効率的に細胞の変化を観察できるのでは」と話す。

【 2017年03月16日 23時00分 】

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