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ロボットで世代交流活性化 同女大がシステム共同開発

ロボットが高齢者の経験を生かして若者を元気づけるシステムを寸劇で紹介する学生と高齢者(京田辺市興戸・同志社女子大京田辺キャンパス)
ロボットが高齢者の経験を生かして若者を元気づけるシステムを寸劇で紹介する学生と高齢者(京田辺市興戸・同志社女子大京田辺キャンパス)

 同志社女子大京田辺キャンパス(京都府京田辺市興戸)の学生と地域の高齢者が、世代を超えたコミュニケーションをロボットで活性化させるシステムを共同開発している。高齢化社会で増える孤独や世代間の溝の解決を目指しており、21日に同キャンパスで試作システムの実演があった。

 現代社会学部社会システム学科の講義で、3、4年16人と、公募で集まった市内の65歳以上の男女8人が6月からアイデアを出し合い、専門家のアドバイスを受けながらグループに分かれてプログラミングなどを進めている。

 この日は4グループがロボット「Pepper(ペッパー)」と一緒に寸劇形式で試作を披露した。人生の先達の高齢者から人をいたわる言葉などを学んだロボットが、悩みを抱える若者の表情や言葉を解析しながら人工知能(AI)を駆使して言葉をかけるシステムや、ロボットが早口言葉などで場を和ませて悩み相談に応じるシステムを発表した。

 高橋和子さん(85)は「AIなど社会の広がりに驚いた。学生と話して元気をもらえた」と話し、4年の平本佳菜さん(21)は「考え方の視点が違い、学生だけではできない作品ができる」と手応えを述べ、完成に意欲を見せた。

 担当の日下菜穂子教授(高齢者心理学)は「ハードルが高い共通の目標ができると、世代の壁を越えることができる。年齢差がなくなっていくのを感じた」と話している。

【 2017年09月21日 22時00分 】

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