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クラファンで学生挑戦支援 京産大、サッカー部OB第1号

カナダの大学に所属して練習する水野さん。クラウドファンディングで集まった資金を移動費に用いて、来年1月からは北米プロリーグ2部のチームの入団テストを受けるという
カナダの大学に所属して練習する水野さん。クラウドファンディングで集まった資金を移動費に用いて、来年1月からは北米プロリーグ2部のチームの入団テストを受けるという

 京都産業大経営学部は今秋から、学生たちの意欲的な挑戦をクラウドファンディングで支援している。支援の第1号となったのは、サッカー部OBの水野竜さん(23)が海外でプロチームのゴールキーパーを目指すチャレンジ。水野さんは集まった資金をもとに北米プロリーグ2部の入団テストを受け、夢の実現を目指す。

 同学部が創設50周年記念事業として、インターネットで資金を募るクラウドファンディングの手続きの支援を行っている。通常、手続きは申請者とファンディングの運営会社との間で行われるが、同学部の教員が仲介に入って在学生や卒業生らにも協力を呼び掛けることで、申請者の負担を軽減して資金集めをしやすくするのが狙い。同学部がファンディング運営会社「READY FOR」と協力し公募したところ、複数の申請があり具体性の高い水野さんの挑戦をまず支援することになった。

 水野さんは身長176センチでゴールキーパーとしては小柄ながら京産大サッカー部で活躍し、今年8月にカナダの大学にサッカー留学した。来年1月から、北米で入団テストを受ける予定だが、留学費用やテストにかかる移動費、宿泊費のすべてを自分で賄うことが難しいためクラウドファンディングを行うことにした。11月末で目標の30万円が集まった。

 水野さんのファンディングのサイトには、これまでの自身の歩みとともに、京産大からの支援を受けていることも明記されている。水野さんは「大学の支援には感謝の気持ちでいっぱい。自分がこれまでしてきたことや、これからしようとすることが整理できた。より一層やりがいや力が湧いている」と意気込む。支援を担当している在間敬子教授は「学生たちが、もう一歩を踏み出してチャレンジする手助けをしたい」と話している。

 今後、京都市内の商店街の活性化や琵琶湖の外来魚駆除、「歩きスマホ」の防止の各プロジェクトについてもクラウドファンディングの準備を進めている。

【 2017年12月20日 19時20分 】

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