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琵琶湖の新学習船、就航延期 内装遅れ、28校に影響

就航が延期されることになった新学習船「うみのこ」(大津市今堅田1丁目)=昨年12月の進水式
就航が延期されることになった新学習船「うみのこ」(大津市今堅田1丁目)=昨年12月の進水式

 滋賀県教育委員会が5月9日に予定していた琵琶湖の新学習船「うみのこ」の就航が、内装工事の遅れで6月4日に延期されることが16日分かった。新船を使った児童の学習航海「びわ湖フローティングスクール」はこの間に11回計画されており、県教委は影響を受ける28校(約1500人)の日程変更に追われている。

 県教委によると、新うみのこは広島県の造船会社が建造を担当し、引き渡しは当初16日の予定だったが、内装の仕上げが遅れ、近畿運輸局の最終的な安全検査もまだ受けていない状況という。納期は未定だが、運航を委託する琵琶湖汽船(大津市)の習熟運転に約2週間確保する必要もあり、県教委はフローティングスクールの開始時期を約1カ月遅らせることにした。

 新うみのこは5階建てで全長約65メートル、幅12メートル、重量約1210トン。3月に引退した旧船の老朽化に伴って2016年11年に着工し、外観は昨年12月に完成した。建造を巡っては15年にも入札不調があり着工が1年遅れた。

 フローティングスクールは県内の小学5年を対象に毎年4月下旬~3月上旬に実施しており、昨年度は96回の航海で235校約1万3800人が乗船した。

 本年度は新たなに導入したデジタル顕微鏡によるプランクトン観察や、水中カメラを使った湖底観察も始める。県教委は「スクールを楽しみにしていた子どもたちには申し訳ない。安全な船を造ることが重要なので理解してほしい」としている。

【 2018年04月17日 09時37分 】

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