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環境影響に質問相次ぐ 京都の森林伐採メガソーラー

住民向けに開かれたメガソーラー計画の説明会+(南山城村北大河原・やまなみホール)
住民向けに開かれたメガソーラー計画の説明会+(南山城村北大河原・やまなみホール)

 京都府南山城村と三重県伊賀市にまたがる一帯で、森林を伐採し、大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する計画で、事業者による住民説明会が16日夜、同村北大河原のやまなみホールで開かれた。約40人が参加し、環境への影響などについて質問が相次いだ。事業者は再度説明会を開くとしている。

 この日、「ファースト・ソーラー・ジャパン プロジェクト6合同会社」(東京都)の担当者が、村内の敷地76・6ヘクタールのうち55・3ヘクタールを林地開発して太陽光パネルを設置する計画や国内外の建設実績を説明した。山を削るなどで地形が変わることによって想定される濁水の発生に対し、開発区域内に沈砂池を設け、泥を沈下させてから排水するとした。

 住民からは「環境のためにアセスメントを自主的にしないのか」、「近くの保育園や小学校に通う子どもたちへの影響をどう考えるのか」などの質問が出た。このほか「生態系の変化に伴う獣害被害への対策や補償をどうするのか」という声が上がった。

 担当者は「アセスについては現時点で行う予定はない」とした。子どもへの影響については「健康被害はないという認識だ」と答えた。

 説明会は午後7時半に始まり、終了予定の9時を過ぎた。事業者は「限られた時間で十分に質問に対応できなかった」として、1カ月以内に住民説明会をあらためて開く方針を示した。

 25日まで村産業生活課や府山城広域振興局(宇治市)で計画の資料を見ることができる。意見書は2月9日まで受け付けている。

【 2016年01月18日 09時42分 】

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