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優勝ミミズは85センチ 滋賀の全国ダービー

河瀬学芸員が見つけた体長85センチのダービー優勝ミミズ(琵琶湖博物館提供)
河瀬学芸員が見つけた体長85センチのダービー優勝ミミズ(琵琶湖博物館提供)

 ミミズの国内種最長「ハッタミミズ」を全国で探し出して長さを競う「全国ハッタミミズ・ダービー」でこのほど、滋賀県甲賀市水口町松尾で昨年6月に採集された85センチが最長となり、優勝ミミズに決まった。松尾地区では同7月にも日本最長記録となる96センチのものが見つかっており、関係者は「豊かな自然が残っている」と話す。

 ハッタミミズは環境省レッドリストの準絶滅危惧種になっている。ダービーは県立琵琶湖博物館(草津市)などが企画。昨年5月から7カ月間の日程で、滋賀、石川などの研究者でつくる実行委(渡辺弘之京都大名誉教授会長)が、ホームページなどを通じて参加を呼び掛けた。

 優勝ミミズは、甲賀市水口町の「みなくち子どもの森自然館」の河瀬直幹学芸員(41)が館内で展示するハッタミミズを探していて休耕田で発見。泥の地面にふんの固まりがあり、穴の中にいる位置を推定した。「体がちぎれないように手で注意深く掘り出した。松尾はハッタミミズの聖地と言われています」と河瀬学芸員。

 実行委事務局長を務めた琵琶湖博物館の大塚泰介学芸員(48)は「ダービーの次はハッタミミズの長さや生息する田んぼを認証する組織をつくり、分布調査が進むようにしたい」と構想を練っている。

【 2016年02月28日 10時20分 】

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