出版案内
福祉事業団
47NEWS

南米原産種、琵琶湖北部に拡大 ナガエツルノゲイトウ

 琵琶湖での大量繁茂が課題になっている特定外来生物のナガエツルノゲイトウが、滋賀県長浜市湖北町海老江や竹生島など北湖の北部にも拡大していることが、1日の琵琶湖外来水生植物対策協議会で報告された。繁殖力が旺盛で、水路や農地への拡大も懸念されることから、協議会では駆除を急ぐことを確認した。

 滋賀県によると、ナガエツルノゲイトウは2004年に彦根市薩摩町の神上沼で初確認された。これまでは、琵琶湖東岸は同市の矢倉川、西岸は高島市安曇川町北船木がそれぞれ分布の北限だったが、15年度には東岸側は長浜市の海老江や豊公園、南浜、早崎、竹生島、米原市の蓮池で確認された。西岸では高島市の藁園や針江、饗庭でも見つかった。

 生育規模は蓮池で約1360平方メートルに広がっているが、他は人手で駆除が可能な範囲にとどまっているという。分布域の拡大について、県自然環境保全課は「南米原産種だが、琵琶湖の水温に順応している。近年の温暖化も繁茂に寄与していることは否めない」とみている。

 北湖では、高島市や米原市で同じ特定外来生物のオオバナミズキンバイも確認されている。このため、駆除などの対策を協議する同協議会に彦根、長浜、高島、米原4市も参加することが決まった。この日の協議会では、参加者から「刈り取った水草を焼却前に乾燥させる場所の確保に協力してほしい」「水草の特性を広く県民に知ってもらうことが必要だ」などの意見が出された。

【 2016年03月02日 08時41分 】

京都新聞デジタル版のご案内

    環境・科学のニュース

      政治・社会

      先斗町防火へ初会合 京都、住民ら避難誘導など議論

      20160728000153

       京都市中京区の先斗町で5日に発生した火災を受け、地元の住民団体や行政機関で結成した「先..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      ゴルフ宮里美、69で11位発進
      全英女子第1日

      20160729000019

       【ミルトンキーンズ(英国)共同】女子ゴルフのメジャー第4戦、全英リコー女子オープンは2..... [ 記事へ ]

      経済

      ジャンボ機の生産終了検討
      受注低迷で米ボーイング

      20160729000004

       【ニューヨーク共同】米大手航空機メーカーのボーイングが「ジャンボ」の愛称で知られる大型..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      新デザインも「OKにゃん」 滋賀・彦根市と原作者が覚書

      20160729000023

       滋賀県彦根市は28日、市の人気キャラクター「ひこにゃん」の著作権に関し、原作者と原作者..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      植物細胞内の体内時計、昼夜存在で整然と機能 京大グループ発表

      20160728000024

       植物の体内時計は、個々の細胞のリズムは不安定だが、昼と夜がある条件では時計がそろって整..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      福島原発、溶融燃料が炉底部に
      ミュー粒子調査で初確認

      20160728000138

       東京電力は28日、福島第1原発2号機の原子炉内を、宇宙線から生じ、物質を透過する性質が..... [ 記事へ ]