出版案内
福祉事業団

南米原産種、琵琶湖北部に拡大 ナガエツルノゲイトウ

 琵琶湖での大量繁茂が課題になっている特定外来生物のナガエツルノゲイトウが、滋賀県長浜市湖北町海老江や竹生島など北湖の北部にも拡大していることが、1日の琵琶湖外来水生植物対策協議会で報告された。繁殖力が旺盛で、水路や農地への拡大も懸念されることから、協議会では駆除を急ぐことを確認した。

 滋賀県によると、ナガエツルノゲイトウは2004年に彦根市薩摩町の神上沼で初確認された。これまでは、琵琶湖東岸は同市の矢倉川、西岸は高島市安曇川町北船木がそれぞれ分布の北限だったが、15年度には東岸側は長浜市の海老江や豊公園、南浜、早崎、竹生島、米原市の蓮池で確認された。西岸では高島市の藁園や針江、饗庭でも見つかった。

 生育規模は蓮池で約1360平方メートルに広がっているが、他は人手で駆除が可能な範囲にとどまっているという。分布域の拡大について、県自然環境保全課は「南米原産種だが、琵琶湖の水温に順応している。近年の温暖化も繁茂に寄与していることは否めない」とみている。

 北湖では、高島市や米原市で同じ特定外来生物のオオバナミズキンバイも確認されている。このため、駆除などの対策を協議する同協議会に彦根、長浜、高島、米原4市も参加することが決まった。この日の協議会では、参加者から「刈り取った水草を焼却前に乾燥させる場所の確保に協力してほしい」「水草の特性を広く県民に知ってもらうことが必要だ」などの意見が出された。

【 2016年03月02日 08時41分 】

京都新聞デジタル版のご案内

    環境・科学のニュース

      政治・社会

      フリーゲージトレイン、検証走行
      来年3月まで摩耗対策確認

      20161203000133

       鉄道建設・運輸施設整備支援機構は3日深夜、九州新幹線長崎ルート(博多―長崎)に導入予定..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      スピード、高木美帆が千で初優勝
      W杯第2日

      20161203000116

       【アスタナ共同】スピードスケートのワールドカップ(W杯)第3戦第2日は3日、カザフスタ..... [ 記事へ ]

      経済

      年80万人、高速やクルーズ追い風 京都・舞鶴とれとれセンター

      20161203000110

       舞鶴の観光名所としてにぎわう道の駅「舞鶴港とれとれセンター」(京都府舞鶴市下福井)が来..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      山城ブーム、「丹波下村城」を観光に 京都・美山で住民ら調査

      20161203000119

       全国で山城ブームが広がる中、京都府南丹市美山町下区の住民たちがこのほど、地域の山中にあ..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      岩盤や急斜面に緑を 京都・北桑田高生、独自キットで植樹

      20161203000112

       京都府内で唯一、林業を学ぶ学科を持つ北桑田高(京都市右京区)の生徒たちが、企業と開発し..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      パリ協定の行方、トランプ氏を注視 京都で温暖化防止シンポ

      20161203000126

       脱炭素社会の道筋を探るシンポジウム「市民が進める温暖化防止2016」が3日、京都市上京..... [ 記事へ ]