出版案内
福祉事業団
47NEWS

睡眠時無呼吸症候群、治療後太りやすく

 睡眠時無呼吸症候群の治療を受けた患者は、治療前と比べて基礎代謝が下がって太りやすい体質になっていることを、京都大医学研究科の陳和夫特定教授と立川良医師らが突き止めた。「肥満は生活習慣病につながるため、治療時には注意が必要」としている。米医学誌にこのほど発表した。

 国内の同症候群患者は約500万人と推定されている。うち40万人は、鼻などから一定圧力の空気を持続的に送って気道の閉塞(へいそく)を防ぐCPAP(シーパップ)治療を受ける。研究グループは、30~70代の患者63人を対象にCPAP治療の前後で体重や基礎代謝、摂取カロリーなどを計測した。結果、治療開始から約3カ月で約5%分の基礎代謝が低下していることが分かった。一方で体重は33人が平均2・1キロ増加し、30人は同1・4キロ減少していた。全体平均では0・4キロの増加となった。

 基礎代謝低下は、睡眠状態の改善による交感神経の活動低下が一因という。体重の増加患者は減少患者に比べ、治療開始後の摂取カロリーの多いことが判明。増加患者には、過食に陥りやすい生活習慣を送っている傾向もあった。

 立川医師は「治療で体が楽になったという側面があり、体重増をネガティブに捉える必要はない。治療時にはよい食生活を意識して」と呼びかける。

【 2016年03月04日 08時30分 】

京都新聞デジタル版のご案内

    環境・科学のニュース

      政治・社会

      京都市ごみ施設訴訟「完敗は想定外」 敗訴で100億円廃虚?

      20160529000040

       京都市のごみ焼却灰溶融施設(伏見区)で建設中に不具合が相次いだとして、市が発注先の住友..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      ドジャース前田が4勝目
      メッツ戦

      20160529000038

       ▽メッツ―ドジャース(28日・ニューヨーク) ドジャースの前田は先発して5回を2安打無失..... [ 記事へ ]

      経済

      伝統技法のつえ世界に 京都の「つえ屋」、欧州など進出計画

      20160529000043

       ステッキ・つえ専門店を展開するつえ屋(京都市上京区)が海外進出を計画している。来春のシ..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      空想の動物、ペン画に 滋賀の彫刻家、比叡山頂で作品展

      20160529000045

       ボールペンと色鉛筆で空想の動物などを描いた作品展「心の世界」が、比叡山頂にあるガーデン..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      手を振りほどき顔面打撃 女子高生が護身術

      20160528000051

       京都府南丹市園部町の京都聖カタリナ高で27日、女子生徒向けの防犯教室が開かれた。南丹署..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      米宇宙船と日本衛星相乗り
      月面着陸にも挑戦

      20160527000124

       米航空宇宙局(NASA)は27日、2018年に予定する次世代宇宙船「オリオン」の無人試..... [ 記事へ ]