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睡眠時無呼吸症候群、治療後太りやすく

 睡眠時無呼吸症候群の治療を受けた患者は、治療前と比べて基礎代謝が下がって太りやすい体質になっていることを、京都大医学研究科の陳和夫特定教授と立川良医師らが突き止めた。「肥満は生活習慣病につながるため、治療時には注意が必要」としている。米医学誌にこのほど発表した。

 国内の同症候群患者は約500万人と推定されている。うち40万人は、鼻などから一定圧力の空気を持続的に送って気道の閉塞(へいそく)を防ぐCPAP(シーパップ)治療を受ける。研究グループは、30~70代の患者63人を対象にCPAP治療の前後で体重や基礎代謝、摂取カロリーなどを計測した。結果、治療開始から約3カ月で約5%分の基礎代謝が低下していることが分かった。一方で体重は33人が平均2・1キロ増加し、30人は同1・4キロ減少していた。全体平均では0・4キロの増加となった。

 基礎代謝低下は、睡眠状態の改善による交感神経の活動低下が一因という。体重の増加患者は減少患者に比べ、治療開始後の摂取カロリーの多いことが判明。増加患者には、過食に陥りやすい生活習慣を送っている傾向もあった。

 立川医師は「治療で体が楽になったという側面があり、体重増をネガティブに捉える必要はない。治療時にはよい食生活を意識して」と呼びかける。

【 2016年03月04日 08時30分 】

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