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積水化学工場と琵琶湖ホテルに生物多様性大賞

「しが生物多様性大賞」を受賞し、今後の豊富を語る受賞団体の代表者(大津市・県公館)
「しが生物多様性大賞」を受賞し、今後の豊富を語る受賞団体の代表者(大津市・県公館)

 滋賀県と滋賀経済同友会による2015年度の「しが生物多様性大賞」の表彰式が15日、大津市の県公館であった。積水化学工業滋賀栗東工場(栗東市)などが進める工場の部材を有効活用した魚道づくりと、棚田米をレストランで用いる琵琶湖ホテル(大津市)などの「里山の食彩プロジェクト」が大賞を受賞した。

 同工場では、繊維強化プラスチックの切れ端を、琵琶湖の魚が田んぼに遡上(そじょう)しやすくする魚道として活用することを発案。県などと連携し、従来の木製より耐久性の高い魚道を設け、本年度の「日本自然保護大賞」にも選ばれた。

 琵琶湖ホテルは、2002年から里山の保全活動を始めた。高島市や大津市の棚田で育てた米をレストランで提供したり、棚田米を使った地酒づくりに取り組んできた。フィールド教育として、社員が棚田での稲刈りも実施している。

 表彰状を受け取った同工場の武克己工場長は「自然豊かな滋賀で生産活動しており、保全の一助になれば幸い」と述べ、琵琶湖ホテルの稲地利彦社長は「食べることが守ること、とのスローガンで始めた取り組みを続けたい」と話した。

 同賞は生態系や自然環境保全について県内の優れた活動を表彰し、今年で3年目。特別賞には、市民団体「琵琶湖を戻す会」などが取り組む「琵琶湖外来魚駆除の日」が選ばれた。

【 2016年03月16日 22時01分 】

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