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脱化石燃料へ「世界がゴール共有」 パリ協定発効受け京都の団体

パリ協定発効を祝い、炭酸水で乾杯する浅岡代表(後列左から6人目)ら(4日午後0時54分、京都市中京区・ウィングス京都)
パリ協定発効を祝い、炭酸水で乾杯する浅岡代表(後列左から6人目)ら(4日午後0時54分、京都市中京区・ウィングス京都)

 京都議定書を継ぐ地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」が発効した4日、環境問題に取り組むNPO法人気候ネットワーク(京都市中京区)が中京区のウィングス京都で記者会見した。浅岡美恵代表は「化石燃料からの脱却に向かおうと世界がゴールを共有できた」と、歴史的な意義を語った。

 浅岡代表は気温上昇を2度未満に抑える目標を掲げたパリ協定を「大きな前進」と評価しながらも、「弱点をいえば、脱石炭に至るプロセスは各国の努力目標にかかっていることで、5年ごとの目標の見直しがカギになる」と指摘した。

 また、京都議定書が果たしてきた役割について「低炭素社会に向けて経済の仕組みを動かし、国民の意識を喚起した。パリ議定書を生み出す役割を担ったのは誇るべきこと」と述べた。

 日本が批准に出遅れた状況に「経済優先で内向きだった政府がパリ協定の大きな流れを見落とした。もっと敏感に感じ取るべき問題だった。脱化石燃料に向かう決意がまだないのかもしれない」と懸念を示した。

 会見後、発効祝賀イベントもあり、ジャン・マチュー・ボネル在京都フランス総領事らが参列し、歴史的な節目を祝った。

【 2016年11月04日 22時20分 】

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