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「人格」より「行動」で善悪判断 自閉スペクトラム症の子

 コミュニケーション障害などがある「自閉スペクトラム症」(ASD)の小中学生は、相手の「人格」よりも、目に見える「行動」で良い人か悪い人かを判断する傾向があることが、京都大白眉センターの米田英嗣准教授や福井大などのグループの研究で分かった。英科学誌サイエンティフィック・リポーツで29日発表した。

■京大など研究、詐欺被害防止策に役立つ?

 米田准教授は「ASDの人は、相手が本当は悪い人であっても、見せかけの良い行動を信じてしまいやすいという結果で、詐欺被害の防止策の検討などに役立つ」と話している。

 グループは、11~14歳のASDの19人に、ある子どもの人格と行動を説明した文章を読んでもらった後、その子が良い子かどうかを尋ねた。

 例えば、「ともお君」という人物について、「わがままで自分のことばかり考える子です」と「人格」について説明した後、「お父さんが好きなサッカーの試合をいっしょに見に行こうと言いました」と、父親に配慮して「行動」したことを示すと、ともお君は「良い子だ」と答えたのがASDの小中学生は約97%だったが、ASDでない小中学生は約72%にとどまった。

【 2016年11月29日 22時55分 】

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