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琵琶湖の不漁で風評被害? アユ友釣り客激減

アユの不漁を受けて開かれた第4回の対策会議(大津市におの浜4丁目・県水産会館)
アユの不漁を受けて開かれた第4回の対策会議(大津市におの浜4丁目・県水産会館)

 琵琶湖のアユ不漁を受けた「アユ資源緊急対策会議」が19日開かれ、滋賀県はアユの成長に遅れがあるものの、今季の漁獲が再び減少する可能性は低いとの見通しを報告した。一方、河川ではアユの放流量を昨年より増やしたにも関わらず、友釣り客が減る影響が出ているとし、県河川漁業協同組合連合会が「放流量を早くから確保した。釣りに来てもらっても大丈夫だ」と訴えた。

 県は5月以降、活アユの漁獲量は回復傾向にあるが、えりで捕獲されるアユの平均体長(4・8センチ)は過去平均から2カ月遅れているとした。一方で、網にかからない稚アユがまだ相当数いると推測し、天然アユの産卵は遅れる懸念があるものの、今季再び不漁になる可能性は低いとした。

 県漁連は、体長が小さく、やな漁による漁獲も少ないことから、漁業環境は依然厳しい状況にあると指摘。来季の資源量確保のため、小ぶりのアユは逃がすよう各漁協に協力を要請したことを報告した。

 県河川漁連の神田泰男会長は、シーズンを迎えた友釣りの客が昨年の10分の1に激減する漁協があるなど、琵琶湖の不漁で風評被害を受けていると説明。早期から放流用アユの確保を進め、県内15河川漁協で昨年より300キロ増の約9トンを順調に放流しているといい、「試し釣りでは1時間2人で45匹釣れた。滋賀の湖産アユは『追い』がよいと人気が出ている」と訴えた。

【 2017年06月19日 22時20分 】

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