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脳科学で子どもの能力開発 京都で産学公プロジェクト

「子どもの能力開発・脳科学研究プロジェクト」の一環で開かれたシンポジウム(木津川市・けいはんなオープンイノベーションセンター)
「子どもの能力開発・脳科学研究プロジェクト」の一環で開かれたシンポジウム(木津川市・けいはんなオープンイノベーションセンター)

 京都府が、企業や研究機関、NPO法人と連携し、脳科学などの最先端技術を活用して子どもの能力開発を支援するプロジェクトを進めている。関西文化学術研究都市に体験型研究拠点を設ける構想も浮上。22日には関連のシンポジウムを木津川市で催し、企業関係者や研究者らに取り組みをアピールした。

 「子どもの能力開発・脳科学研究プロジェクト」。1月に産学公で推進に向けた研究会を発足させた。府や理化学研究所、京都大、島津製作所、NPO法人子供達と最先端科学技術の架け橋(京都市中京区)などが参加している。

 学研都市に立地する研究機関と連携し、脳科学の知見と子供の成長過程との関わりを分析。革新的な教育プログラムづくりのほか、最先端の知育玩具や教材の開発、最適な教育環境の研究を進め、新産業の創出にも結び付ける。

 体験型拠点をけいはんなオープンイノベーションセンター(KICK、木津川市・京都府精華町)に整備する構想も練っている。子どもが学びや遊びを通じて想像力を育み、研究機関が教材開発などを推進できるような環境を想定する。

 22日にKICKであったシンポジウムは、研究会に参加する情報通信サービスの日本テレネット(中京区)が主催し、約60人が参加した。理研の脳科学者水野敬氏が講演し、「小中学生の慢性疲労が学習意欲を低下させ、授業の理解度低下につながる」と指摘。睡眠の重要性を挙げ、夜遅くまでコンビニに行ったり、スマートフォンやパソコンを利用したりせず、睡眠時間を確保すべきだと呼び掛けた。

【 2017年08月22日 22時00分 】

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