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血管詰まる難病に自家骨髄移植 京都府医大病院が臨床研究

 京都府立医科大付属病院は12日、手足の血管が詰まる難病「バージャー病」の患者に自身の骨髄細胞を移植する治療の臨床研究を始めると発表した。同様の臨床研究は以前から行われていたが、今回はより厳格な基準で有効性を評価し、3、4年後の保険治療を目指す。

 重症化すると脚部の切断に至るバージャー病では、約10年前から骨髄細胞を移植して血管の再生を促す臨床研究が府立医大病院など6施設で行われてきた。これまで手術を実施した108例では約9割で脚部切断が回避できるなど一定の効果が確認されている。

 今回の臨床研究では同じ6施設で25例を実施し、新たに血流の改善度や皮膚にできる潰瘍の縮小効果などの項目についても細かく判定する。混合診療を認める「先進医療B」として実施するため、患者負担は手術にかかる約30万円で済む。

 研究を担当する的場聖明教授は「自身の骨髄細胞を用いる今回の治療は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使うよりも費用を大幅に軽減でき安全性も高い。有効性を確かめ、患者の費用負担がより少なくて済む保険治療にしたい」と話している。

【 2017年10月12日 22時40分 】

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