迷い鳥?タカサゴクロサギが飛来 京都・木幡池

木幡池に飛来したタカサゴクロサギ(山中さん提供)
木幡池に飛来したタカサゴクロサギ(山中さん提供)

 京都府宇治市木幡の木幡池に今冬、台湾や中国南部などに生息するタカサゴクロサギ1羽が飛来している。国内で確認されるのは珍しく、移動中にルートを外れた「迷鳥」とみられる。

 タカサゴクロサギは体長約60センチのサギ科の鳥で、日本にもいるクロサギとは別種。体は黒く、喉から胸にかけて褐色のしま模様が入っている。

 21日に撮影した愛鳥家の山中十郎さん(78)=京都市中京区=によると、池のヨシ原から姿を現し、何かを食べたり飛んだりしていた。今月中旬には飛来していたとみられ、愛鳥家らの関心を集め、当日も50人ほどが観察に訪れていたという。

 日本鳥学会会員の中川宗孝さん(65)=城陽市富野=は「京都府内で確認されたのは初めてではないか」と話す。木幡池に滞在しているのは、厳しい冬でも餌の確保など過ごしやすい環境があるからとみられ、「3~4月まではとどまる可能性がある」とする。

【2018年01月27日 15時00分】