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第173臨時国会が26日、召集され、鳩山由紀夫首相は衆院本会議で就任後初の所信表明演説を行った。鳩山政権の取り組みを「無血の平成維新」とし国政の変革に挑戦する決意を強調。自身の政治理念である「友愛」を掲げ、国民の命と生活を守る政治の実現を訴えた。官僚依存の仕組みを排すため「戦後行政の大掃除」を断行、政治主導の新しい政治に転換し、衆院選マニフェスト(政権公約)で示した政策を実現すると表明した。
外交では「緊密かつ対等な日米同盟」を提唱。同盟関係を重層的に深化させるとともに、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を含めた在日米軍再編について「安全保障上の観点も踏まえ、沖縄の方々が背負ってきた負担や苦しみに思いをいたし、真剣に取り組んでいく」と強調した。
自身の政治資金虚偽記載問題では「政治への不信を持たれ、申し訳ない」と陳謝、東京地検特捜部の捜査に全面協力する考えを重ねて述べた。
首相は、経済危機克服と安定成長のため、中小企業対策や緊急雇用対策に万全を期す考えを強調。行政刷新会議で政府のあらゆる予算や事業を見直し、税金の無駄遣いを一掃するとともに「地域主権型の法制度」への転換や国家公務員の天下り禁止を図る。
複数年度予算を視野に国家戦略室で予算編成や経済運営の基本方針を立案し、ダムや道路など大規模公共事業について必要性を検証。
今後2年間は「国家プロジェクト」として年金記録問題に集中的に取り組む意向を表明。(1)子ども手当創設(2)高校無償化(3)高速道路の原則無料化―で家計を直接支援し「人間のための経済」実現を呼び掛けた。後期高齢者医療制度の廃止に向け取り組む方針も明らかにした。
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