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三輪そうめん山本 麺ゆう館(奈良市)

手延べ体験 コシの強さ実感
そうめんを伸ばす参加者。思わず笑顔がこぼれる(奈良市左京)
 「麺(めん)にふれ、麺に親しむ」をテーマに1995年、関西学研都市のならやま研究パークにオープンした。
 売り物は10〜3月の期間限定で行われている手延べ体験だ。参加者はビデオでそうめんの作り方を学んだ後、小麦粉と塩と水でこねられ、ひも状に伸ばされたそうめんを細く引き伸ばす「かどぼし」という作業に入る。
 まず、2本の管に8の字に掛けられたそうめんを伸ばし、機(はた)と呼ばれる木枠にかける。そして、竹製のはしでめんをひし形に広げながら細くしていく。これがかなりの力を必要とする。腕力に多少、自信のあった記者も、輪ゴムを束ねたような弾力に思わず汗をかいた。手延べそうめんのコシの強さがよくわかった。
 一流のそうめん師になると手延べで直径約0.3ミリのめんを作る。直径1ミリほどのめんが一般的な中で、世界で最も細いそうめんといわれるその技のさえは一目瞭然(りょうぜん)だ。
〈見学メモ〉奈良市左京(近鉄京都線「高の原駅」からバスで約10分)。月曜日を除く午前9時〜午後5時。手延べ体験は要予約、600円。問い合わせはTel:0742(72)3331。

世界で最も細いといわれる直径約0.3ミリの手延べそうめん(左)

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