京都新聞TOP > 文化・文芸・教育アーカイブ >見楽ナビ
インデックス

水のめぐみ館 アクア琵琶(大津市)

琵琶湖の治水学び 豪雨を体感
洪水と闘ってきた琵琶湖の歴史に関する展示が並ぶ(大津市)
 「うわー、冷たい」「びしょびしょだ」子どもらの歓声が上がる。豪雨が体感できる「雨たいけん室」。1時間当たりの降水量としては世界最大といわれる600ミリの雨が降り注ぐ。車のワイパーが必要になるが1時間に5ミリほどというのだから、そのすごさがわかるだろう。記者も体験してみたが、雨というより何か固まりが落ちてきたような衝撃を傘に覚えた。
 近畿の水がめとして1400万人の生活を支える琵琶湖。流域住民に琵琶湖と淀川の治水、利水事業などへの理解を深めてもらうことを目的に1992年、瀬田川洗堰のたもとに開館した。
 館内に入ると、まず瀬田川洗堰ができる前に使われていた南郷洗堰の一部を実物大で再現した模型が目の前にそびえ立つ。人力で開閉する様子を音響と照明で演出し、臨場感たっぷりだ。
 その他、洪水の原理を分かりやすく説明する模型やタッチパネル式の大型モニターを使って琵琶湖の魚を捕まえるゲームもあり、楽しみながら学べる展示も多い。
〈見学メモ〉大津市黒津(JR琵琶湖線「石山駅」、京阪石山坂本線「京阪石山駅」から京阪バスで約20分)。木〜日曜の午前9時〜午後5時。祝日の場合は開館で次の平日休館。開館日時は今年3月までの予定。団体は要予約。無料。問い合わせはTel:077(546)7348。

小雨から豪雨まで4段階に分けて雨量が増えていく

動画はこちら