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栗東トレーニング・センター(栗東市)

乗馬体験、騎手の勇気と技 実感
練習用のゲート。左から右へと狭くなり、一番右が本番と同じ広さのもの(栗東市御園)
 ふかふかのベッドの上にいるみたいに、足元が跳ねる。坂路調教コースに敷き詰められた、ウッドチップ(マツの木片)の軟らかさに参加者から驚きの声が上がる。
 日本中央競馬会(JRA)が栗東市に1969(昭和44)年、競走馬の調教施設として開設し、歴史は40年を越える。オグリキャップやディープインパクトなどの名馬を輩出したことでも知られる。
 敷地は東京ドーム約33個分の広さ。見学もバスで回ることになる。この日は幸運にも、90年の菊花賞をメジロマックイーンに騎乗して制覇したジョッキーで、現在は調教助手をしている内田浩一さん(41)も同行してくれた。レース中に前を走る馬から飛んでくる土や砂のスピード、量など、騎手でないと分からないリアルな話が聞け、参加者からも盛んに質問が飛んでいた。
 見学の最後には、乗馬体験も行われる。初めて乗ったが、馬の背が案外、不安定なことに気付く。馬場を猛スピードで駆け抜ける騎手の勇気と技を、少しだけ感じることができた。
〈見学メモ〉栗東市御園(JR琵琶湖線「草津駅」からバスで約20分)。原則、GTレースが行われる週は土曜日、それ以外の週(2歳GTが行われる週を含む)は日曜日に開催。午後1時から。要予約。先着順。無料。問い合わせはTel:077(558)0101(月・火曜除く)。

トレーニング・センターならではの「馬最優先」の標識

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