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坪倉由美の日々しましま

(18)由美の恩返し
 「日々しましま」、お気楽な私の日常のひとコマなれど、それなりに七転八倒して書いております。まわりからはそんなええもんかと笑われるけど、気分は「鶴の恩返し」の娘。毎週、わが身のエピソードを一枚、また一枚とはいでは紡ぎ「もう羽根あらへん」と、身をよじりながら今まで参りました。
 前々回にお知らせした日々しましまTシャツプレゼント、どれくらい応募いただけるか予想がつかず「ほんまに来るやろか」と編集担当者と心配しておりました。一方、友人とは「バニーガールか、長振り袖で矢を射て大抽選会!」などとはしゃいでカラ元気。身内は「Tシャツ、どんなん? ちょーだい」と、人の気も知らんとやかましい。
 そこへうれしいお知らせ。応募ハガキが、なんと二百五十枚近くあったとか! 予想をはるかに超え、たくさんのご応募、ありがとうございます。
 友人知人からは「楽しみにしてるよ」「がんばってや」と声をかけてもらいますが、読者の方々にこのコラムとイラストがどのように受け止められているのかは見えません。
 ハガキには温かいメッセージまで書いていただいたのも数多く含まれていました。読んでいただいて、そればかりか楽しみにまでしていただいていているのをあらためて実感しました。なけなしの羽根をはばたかせ書いてきたことをよかったと心から思いました。
 恩返し、いえ、ささやかな感謝のしるしに予定枚数を五枚から十枚に変更いたしました。暖かくなったら、街でばったり日々しましまTシャツに出会うかも。考えただけでうれしくて、くたびれた羽根がばたついてしまいます。
【2008年3月13日掲載】