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(20)じっくり悩もう 夏休み

作 品

・夏休みとてもたいくつるすばんだ
湖南市・下田小4年 若藤拓也

・夏休み何をしようかなやむ日々
湖南市・下田小4年 谷口奨季

・川遊び石のうらには何がいる
湖南市・下田小4年 園田萌絵香

ねんてん先生

 夏休みって、いいことばかりではない。若藤さんはるすばん(留守番)を頼(たの)まれてたいくつ(退屈)している。でも、留守番ができるってすごいことかも。おとなのかわりをするんだから。おとなは退屈をするんです、きっと。

 谷口さんのなや(悩)み、よく分かります。でも、その悩むことが夏休みらしいかも。夏休みでないときはすることがいっぱいあって、あまり悩まないでしょ。退屈になったり悩んだりする、それが夏休みのいいところだと思います。

 そういえば、私も4年生のころ、悩みました。用事などをちゃんと伝えたい、そのためにはきはき話すようにしたい、と思ったのです。でも、ちゃんと話そうとして、話のなかみを考えていると、話すきっかけを失いました。ちゃんと話そうとすればするだけ、話ができなくなりました。

 それで、4年生の私は話がしたいけど話ができない子、でした。うまく話したいと思って悩んでいたのです。

 石のうらには何がいるだろう。魚か貝? それともクラムボンですか、園田さん。クラムボンは宮沢賢治の童話「やまなし」に出てくる川の中のいきものです。(俳人・坪内稔典)

【2009年8月15日掲載】
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