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(25)外に出て空をながめよう

作 品

・空ってね青色だけじゃないんだよ
京都市・修学院小3年 川上明優

・青い空すごくきれいだ海のよう
京都市・大枝小5年 西小路剛志

・青い空あなたを見上げてふっきれた
京都市・修学院小6年 山口加洋子

ねんてん先生

 今回は空の三句です。

 今の時期の空、つまり秋の空ですが、この秋の空にはどんな特色があるでしょうか。高いですね。そして澄んでいます。空気がとてもさわやかです。雲はどうでしょう。夏のむくむくした入道雲ではなく、さば雲やいわし雲が広がっています。

 右の空の話の中にはいくつも季語があります。「秋の空」「天高し」「さわやか」「さば雲」「いわし雲」です。これらの季語を国語辞典や歳時記でたしかめてください。まわりの大人に聞いてもいいです。そのうえで、外に出て空をながめてください。きっと空が今までよりもいきいきと見えますよ。

 川上さんね、空には青色のほかになに色がありましたか。その見つけた色を「秋の空青と……」というように……のところに表現してください。

 西小路さんも「青い空」を「秋の空」にかえます。「きれい」という言い方もやめて、空の海にいるものなどを表現してください。

 山口さん。もう直し方、気づきましたか。「青い空」を「秋の空」にするのですね。「いわし雲」でもいいです。気持ちが具体的で深くなります。(俳人・坪内稔典)

【2009年9月19日掲載】
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