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(28)秋のにおい、何だろうね

作 品

・食の秋ケーキ食べてからダイエット
京都市・修学院小6年 冨田真帆

・栗むきはつめでむいたらわれちゃた
京都市・紫明小2年 山中楓加

・教科書も秋のにおいにつつまれて
京都市・大宅小2年 辻雪輝乃

ねんてん先生

 冨田さん、ダイエットのコツ、教えようか。「このケーキを食べてから」ではなく、「このケーキを食べないで」です。もっとも、小学生は、食べないでダイエット、ではなく、食べてダイエット、がいいよ。好きな物をどんどん食べて、そのかわりどんどん体を動かすのです。つまり、運動するのです。すると、心身がきゅっとしまって魅力的に。「食べて動く」、これがコツです。

 山中さん、栗ごはんを作る手伝いをしたのですか。「われちゃた」から、困ったなあ、という気持ちと、でもおもしろかったなあ、という気持ちが感じられます。

 辻さんの句、「秋のにおい」は何だろう。たとえば栗ごはんのにおい。あるいは窓の外から風にのってきたキンモクセイのにおい。となりの家で焼くサンマのにおいかも。教科書を開く場所によって、においが変わりますね。

 小学生の私がとても好きだった食べ物があります。山羊(やぎ)の乳(ちち)をかけたサツマイモ。イモは焼きイモでもふかしたイモでもいいです。今は山羊の乳が手に入りませんが、私は牛乳でこのイモの食べ方をしています。冨田さん、おすすめだよ。(俳人・坪内稔典)

【2009年10月10日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し、はがきは〒604−8577京都新聞文化生活部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp