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(31)ほくほく 秋は楽しい

作 品

・遠足でかれは見つけてすってんこ
京都市・紫明小2年  山中楓加

・ほくほくのやきぐりいもがまっている
京都市・御所南小1年 岩本深友

・ペガススの大四辺形見てみたい
京都市・唐橋小3年  山口真奈

ねんてん先生

 何かを「見つけた!」と思ったとたん、すってんと転(ころ)ぶことがよくあるね。私も先日、山道を歩いていて、「ほら、アケビ!」とうしろをふりかえったら、足がすべってしりもちをつきました。山中さんはかれは(枯れ葉)で転んだようだけど、東北地方では枯れ葉が列車を脱線(だっせん)させることがあるらしいよ。レールに散った枯れ葉に霜(しも)がおり、車輪がすべるのだって。

 秋には何がまっているか。答えはヤキグリやイモ、しかもほくほくだ、というのが岩本さんの句。岩本さんは「ほくほくのあきをたのしみしあわせだ」とも作ってくれました。

 山口さん。ペガススの大四辺形、見ましたか。今は月が明るいけど、11月のなかばになると空は星がいっぱいになります。そのころまた、星空をながめ、山口さん、星空のようすや星を見た感じを575にして送ってください。山口さんの妹の華央さん(唐橋小1年)も「あきのばんゆっくりつきみてうれしいな」という句を作ってくれました。

 夜空といえば、昨日が「十三夜(じゅうさんや)」でした。今夜も晴れていたら月が明るいです。小学生のころ、月の光でできる影(かげ)をふんで遊びました。月夜の影ふみ、やってみませんか。(俳人・坪内稔典)

【2009年10月31日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し、はがきは〒604−8577京都新聞文化生活部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp