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(33)色いっぱい 秋の世界

作 品

・どんぐりはくりのなかまかわからない
京都市・朱雀第一小3年 長谷川たくま

・あきあかね秋の夕方ちゅうがえり
京都市・修学院小4年  小杉竜也

・青い家黄色い家にあきあかね
京都市・修学院小4年 海岡みくり

ねんてん先生

 長谷川さんの疑問、もっともだ。かたちや色はとてもよく似ているから。「木の実」というなかまだと思うよ。

 小杉さんの句、3回も出る「あ」の音が、あきあかねのいきききとした動きを感じさせる。

 海岡さんの句は色がいっぱい。はなやかな秋のカラーの世界ですね。

 『第2回佛教大学小学生俳句大賞入賞作品集』が出ました。2万3千をこす応募句から選ばれた優秀句は次のような作品です。「はっぱがねぜんぶおちたらのっぽの木」(広島県 安田小・森川みさき)▽「新雪に倒れて私がもう一人」(京都府 加悦小・大垣明日香)▽「つくしさんアフロのかつらになっている」(綾部市 中筋小・立藤悠理菜)▽「ひえい山春から冬のカメレオン」(京都市 元町小・長谷川雄大)▽「冬の朝げんかんあけたらせすじがピン」(同 上鳥羽小・今村充毅)▽「ストーブはおばあちゃんちの匂いする」(高松市 弦打小・山田ちなつ)。どの句にも、「うん、なるほど!」と納得する。

【2009年11月14日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し、はがきは〒604−8577京都新聞文化生活部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp