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(38)クリスマスは夢の世界

作 品

・クリスマスツリーのてっぺん星ひとつ
大津市・坂本小2年 大☆実花

・クリスマス鳥の丸焼き星みっつ
大津市・滋賀大教育学部付属小6年 大☆実聖

・プレゼントねているときにもらっちゃう
京都市・唐橋小3年 山口真奈

※☆字は「ク」の下に「用」の字

ねんてん先生

 クリスマスが近づきました。大☆実花さんの句は、「星ひとつ」がいいですね。その星、実花さんの夢や希望なのかな。

 大☆実聖さんは実花さんのお兄さんでしょうか。鳥の丸焼きを食べている部屋の窓に星が三つ光っている、そのような風景を連想しました。物語のような世界ですね。

 山口さんの気持ち、よく分かります。ちょっと不思議(ふしぎ)なのですよね、「ねているときに」もらうことが。でも、サンタクロースは夢(ゆめ)の世界から来るのかもしれません。だから、ねていないとだめなのかも。

 そういえば、クリスマスと日本の正月はとてもよく似ています。クリスマスにはサンタさんがプレゼントをくれますが、正月にはショウガツサマ(正月さま)とかトシトクサンという神がプレゼントをくれます。オトシダマですね。このショウガツサマ、サンタと同じように白ひげのオジイサンです。山をこえてやってきます。

 最近はクリスマスの飾りがとてもきれいです。それに比べて正月のほうは少しさびしくなっています。門松やしめ飾りなどはショウガツサマを迎える飾りです。クリスマスのサンタに続いて、今年はぜひショウガツサマも迎えてください。(俳人・坪内稔典)

※☆字は「ク」の下に「用」の字
【2009年12月19日掲載】
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