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(40)家族で楽しもう ほっかほっか

作 品

・花とうろ竹林の道明るいよ
京都市・嵯峨小3年 太田実遊花

・読み聞かせ親子であそぶ冬休み
京都市・大宅小2年 辻 雪輝乃

・さむいよるほっかほっかのおなべだよ
京都市・唐橋小1年 山口 華央

ねんてん先生

 太田さんの句。いつもは暗い竹林の道が花とうろ(花灯路)で明るくなったのですね。年末にあった嵐山・花灯路のことですね。「花灯路」は新しく作られた言葉ですが、火に照らされた花のように明るい道、という意味でしょうか。春(3月)には東山・花灯路があります。

 辻さんの句、「親子であそぶ」というところがとてもよい。遊ぶように勉強したり本を読んだりできたら、それって、最高だよね、辻さん。同時投句の「かれ葉舞うドレミファソラシドレミファソ」も枯れ葉がまるで音符のようで楽しいです。

 山口さん。「ほっかほっか」という言い方になべ(鍋)の楽しさがよく出ています。何の鍋だったかを言うと、さらによくなるよ。

 鍋といえば、昔の人たちは闇鍋(やみなべ)を楽しみました。これ、闇汁(やみじる)とも言います。それぞれの人が思い思いの食べ物を持ち寄り、だれにも分からないようにして鍋で煮(に)ます。それを食べるのですが、何が出てくるか、それが楽しみでした。家族で闇鍋をすると楽しいかも。 (俳人・坪内稔典)

【2010年1月9日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し、はがきは〒604−8577京都新聞文化報道部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp