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(43)冬から春 句も動き出す

作 品

・ゆきだるまはやくおめにかかりたい
京都市・葵小4年   三橋由莉子

・スケートでうまくすべれたスーイスイ
京都市・葵小2年   三橋 紀子

・ししまいにかじられたんだあの朝に
宇治市・北小倉小5年 久保 拓人

ねんてん先生

 三橋由莉子さんは「ゆきだるまなかなかおめにかかれない」とも作ってくれました。なかなかおめにかかれないから、「はやくおめにかかりたい」のですね。どんな雪だるまをだれと作りますか。そういうことも575で書いたら、いっそう楽しいかも。雪だるまに名前もつけたいね。

 三橋紀子さんの句は「スーイスイ」がうまくすべれたことを示しています。「スケートでスーイスイスイスーイスイ」としてみると、いっそううまくなった感じだよ。

 久保さん。ししまいは頭などをかじります。病気やわざわいを食べてくれるのですね。だから、かじられたほうがいいのです。かじられた「あの朝」から、久保さん、変化がありますか。元気になったとか、いいことが起こったとか。

 1月がもう終わって、来週からは2月ですね。2月3日は節分(せつぶん)。豆をまきます。神社などには鬼(おに)も出ます。「福(ふく)は内、鬼は外」と豆をまくのは、豆に病気やわざわいを移して捨てるのです。すると、それを鬼がこの世の外へ持って行ってくれます。

 節分の翌日(4日)は立春。俳句の季語はこの日から春です。春の季語を調べ、春の句をたくさん作ってください。(俳人・坪内稔典)

【2010年1月31日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し、はがきは〒604−8577京都新聞文化報道部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp。