京都新聞TOP > 文化・文芸・教育アーカイブ >ねんてん先生の575
インデックス

(47)生き生き 雪だるま作り

作 品

・雪だるま大きくなるほどがんじょうだ
京都市・柊野小4年  白波瀬梓

・雪だるま雪をくっつけできあがり
京都市・柊野小2年  白波瀬航

・こよみでは春は来てるがふう寒い
京都市・北醍醐小4年 川崎千尋

ねんてん先生

 先日、長野市に行った日のことです。道ばたに雪が残っていたので足で踏んだり、手でこねて小さな雪だるまを作ったりしました。通りがかった小学生が、やはり雪だるまを作りだしたので、「雪合戦しようか」と言ったら、「やろう、やろう」ということになって、しばらく雪合戦を楽しみました。

 「おじさん、どこから来た?」

 「京都だよ」

 「京都! 京都は雪がめずらしい?」

 「うん。久しぶりに雪合戦をしたよ」

 長野市の小学生は、私の作った雪だるまを転がし、3倍くらいに大きくしてくれました。

 さて、白波瀬梓、航さんの句からは、あの日の長野市の小学生を連想しました。雪だるまを作るようすが生き生きと伝わってきます。「がんじょう」という言い方、「くっつけ」という表現がとても具体的でいいです。

 川崎さん。「ふう」はおばさんのため息みたいだけど、それがおもしろいね。まだまだ寒い日が続くけど、でも、たとえば風は明るく光っています。次は私の575です。「春の風ルンルンけんけんあんぽんたん」(俳人・坪内稔典)

【2010年2月27日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し、はがきは〒604−8577京都新聞文化生活部「ねんてん先生の575」係。