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(54)新しい学校 「ひらり」と元気

作 品

・春の風カーテンひらりおどってる
東京都・篠崎第四小3年 山中楓加

・わかめたべぼくのかみの毛ふっさふさ
京都市・京都女子大付属小5年吉村魁

・ひまわりがふとんにもぐり夏をまつ
京都市・新林小4年 西野萌花

ねんてん先生

 山中さんは東京に引っ越ししました。新しい学校、どうですか。「春の風春が来たんだお花がぱっ」も山中さんの句ですが、「ぱっ」とか「ひらり」という言い方に山中さんの元気を感じます。これからも東京からどんどん送ってください。

 吉村さん、わかめ(若布)をむしゃむしゃ食べている感じ。そういえば、私はシイタケが好きです。小学生のころ、「この子はシイタケをうまそうに食べる。頭がよくなるぞ」とほめられてシイタケ好きになりました。シイタケはきらいな子が多く、それだけにシイタケ好きをほこらしく思いました。今もシイタケが大好きで、食べるとほんの少し頭のよくなる気がします。そうそう、吉村さんと同じで若布も大好き。今の時期は「若布とタケノコのたいたん」が私のおかずです。

 西野さんはひまわりが好きですか。今の季節、ひまわりはふとんにもぐって夏をまっているのだ、と思うと、なんだか楽しいですね。ひまわりのふとんはどこにあるのでしょうか。どんなふとんでしょうか。いろいろと連想が広がります。

 花の終わった桜の木の下にゆくと「桜しべ」がふります。しべを降らせる桜の木はたちまち若葉になりますが、葉になった桜は「葉桜」。「桜しべ」や「葉桜」も観察してください。 (俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2010年4月18日掲載】
 小学生の俳句を募っています。作品3点までと、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し〒604―8577 京都新聞文化生活部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp