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(72)日本の夏、あぁ楽しい

作 品

・あさがおのつるはやんちゃできかんぼう
京都市・大宅小1年 辻咲雪輝

・かきごおりさくさくかりかりあたまきーん
京都市・常磐野小2年 伊藤宙輝(ひろき)

・すいかわりあたまぶつけてごーんごん
京都市・二の丸北小4年 多田彩乃

ねんてん先生

 辻さん。「やんちゃできかんぼう」という言い方に、つるがあちこちへ伸(の)びている感じがよく出ています。人の目にはやんちゃ、きかんぼうと見えるつるですが、もしかしたら、つるはつるでよく考えて伸びているかも。辻さん、一度伸び方をじっくり観察(かんさつ)してください。

 伊藤さん。かき氷は「あたまきーん」となる、これは定番(ていばん)ですが、そのきーんとなる前に、「さくさくかりかり」という食べる音を表現したのがいいですね。伊藤さんはどんなかき氷が好きですか。私は宇治金時(うじきんとき)です。小学生のときからずうっと宇治金時が大好きです。

 多田さん。頭ですいか割(わ)りをしたのでしょうか。この夏、わが家でも小学生がすいか割りをしました。家の前の道路にビニールシートを敷(し)き、その上に長野県産の大きなすいかを置いて。ぱかっときれいには割れず、皮が傷(きず)だらけという感じになりました。包丁(ほうちょう)で割ってみたら、なんと中身(なかみ)がぐちゃぐちゃ。たたいた衝撃(しょうげき)がおよんでいたのですね。それで、みんなして手づかみですいかを食べ、水まきのホースでたがいに水をかけあいました。びしょぬれの愉快(ゆかい)なすいか割りでした。(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2010年8月22日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し〒604―8577 京都新聞文化生活部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp