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(94)春がそこに見えますよ

作 品

・湯たんぽで冬のふとんも春のよう
京都市・松ケ崎小3年 中尾 俊介

・妹はスパゲッティで文字を書く
京都市・西陣中央小3年 伊吹 日向子

・おもちつきみんなで作る四角形
京都市・北白川小5年 松田 真季

ねんてん先生

 中尾さん。湯たんぽを楽しんでいるようすが想像(そうぞう)できます。ポカポカしてふとんの中が春の感じになったのですね。では、中尾さん。こんどはその湯たんぽの大きさやかたちに注目(ちゅうもく)してください。持ち上げたり足が触(ふ)れたときの感じはどうでしょうか。朝、起きた時の湯たんぽはどうなっていますか。そうしたことを575にして送ってください。

 伊吹さん。スパゲッティで遊んだ妹、もしかしたらお母さんかだれかにしかられた? 「遊んでいないでちゃんと食べなさい」と。でも、スパゲティで書く字って、おもしろそう。私も書きたい気分になって次の575ができました。「スパゲッティで日の字を書いた冬の昼」。伊吹さん、これはどう?

 松田さん。もちを四角にするのはむつかしいね。みんなの四角形がすこしずつ違っていたのだろうなあ。「おもちのねもちもち感が好きなんだ」。これはやはり北白川小学校5年の小西莉奈さんの作品です。

 今週は2月4日が立春。その日から立夏(5月6日)までが春です。立春をすぎたら、「春だなあ」と思いながらまわりを見てください。山、川、木々、そして風や光も春らしく見えますよ、きっと。(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2011年1月30日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し〒604―8577 京都新聞文化報道部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp