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(105)新学期、新しい出会い楽しみ

作 品

・春巻は地球の春を巻きつける
京都市・西陣中央小4年 伊吹日向子

・たんぽぽはふまれてもさくひ災地に
京都市・大宅小2年 辻 咲雪輝

・あたらしい先生だれかなだれかなぁ
京都市・嵯峨野小2年 西田 翔

ねんてん先生

 伊吹さんの句。春巻きだから、それは春を巻く料理だ、と考えたのですね。伊吹さんは春の何を巻いたのだろう。さくらの花びら? ベトナム風春巻きというのが今は人気で、それは野菜をたくさん巻きますね。

 先日、わが家でギョーザパーティーをしました。中国から来た留学生でギョーザの得意(とくい)な人がおり、その人に教えてもらって家庭料理風のギョーザをたくさん作りました。水ギョーザです。家中、ニラのにおいがたちこめました。

 辻さん。被災地にさくらやたんぽぽが咲いた、というニュースにほっとしますね。辻さんは「春なのにお化けのようなつなみくる」とも作りました。

 西田さん。さて、どんな先生が担任(たんにん)になった? どんな先生に出会うか、また、どんな友だちと知り合うかは、新学期の大きな楽しみですね。私は40年くらいも教師ですが、教師もまた、どんな子と出会うかが楽しみです。

 木々が芽吹いて、若葉のきれいな季節です。けやき、えのき、むく、さくら、くすなど、見上げていると胸が緑色になる気がします。みなさんも見上げてください。(俳人・佛教大教授 坪内稔典)

【2011年4月17日掲載】
小学生の俳句を募っています。作品3点までと、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し〒604−8577 京都新聞文化報道部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto−np.co.jp